憲法なんて知らないんだから><

 この件については一昨日くらいから、今日は書かない他のいくつかの件についてはもっと前から…(´・ω・`)カコウト オモッテイタンダケレドネ




 一昨日の時点では、

憲法を勉強すべきだ」 橋下氏、岩国前市長に再反論
http://www.asahi.com/politics/update/0201/OSK200802010112.html
朝日新聞 02月01日 23:13)

 おまえこそな。(`・ω・´)

 なんて、みくしぃのほうに書いていまして、それに同一方向の記事が昨日にも出ていました。

 ただ、一昨日に記事を読んだときにも、頭の片隅にあった見解(原田尚彦『地方自治の法としくみ』)がありまして、これを言うと、(橋下氏を批判する人の)はしごを下ろすような感じだなあと思っておりました*1

 もちろん、原田氏の見解を批判することも可能でしょうが…。



 そして、今日の記事、

 “橋下氏「学者に生の憲法わかるか」 岩国住民投票めぐり”朝日新聞

 “岩国住民投票再び批判”(読売新聞)

 “住民投票発言 橋下氏、批判に猛反発 福岡入り「憲法学者は机上論」”西日本新聞

 で、逆にはしごを下ろされた気分…。(´・ω・`)マダイイノガレ デキルケレドネ

 まあ、こういう発言を連発することで、人気出たという側面もあるだろうし、そういう方が当選されたわけですからね…。乞うご期待。



 岩国の問題は、昨日みくしぃにも紹介したように、

岩国基地問題
 1996年、普天間飛行場の空中給油機の岩国移転が決定。岩国市は見返りとして市庁舎建て替え補助金49億円を国に「約束」させた。2005年10月、米軍再編で厚木基地の空母艦載機59機の移転も決定。06年の住民投票と市長選で反対派が勝つと、国は同年12月に07年度の庁舎補助金35億円を凍結。再編交付金の対象からも岩国市を外した。移転容認派が多数となった市議会は、合併特例債を充てた「穴埋め予算案」を4度否決した末、昨年12月、井原氏の辞職と引き換えの形で一部修正のうえ可決した。”

 ていう記事を前提にすれば、国が「約束」を守っていないところから、「混乱」が生じている気がするんですが…。

 「江戸の敵を長崎で討つ」っぽい感じですね。反対しても、予算をぶん取れないか…*2



 あと、昨日、ネットで検索して見つけたものを紹介。

 川崎市住民投票制度検討委員会『住民投票制度の創設に向けた検討報告書』(2006年9 月)
 実施するうえで細かい点まで検討されているようで。やはり拘束型は無理なんですかね…。外国人は参加OKなんですが、このへんをネットの住人の方はどう思っていらっしゃるんでしょうかね…(^^;。

 もっと基本的論点については、住民参加制度研究会編『住民参加制度研究会報告書』 (東京都政策報道室調査部、1996年7月)なんて出ているらしいですが、ネットではアップされていないんですね…(^^;。

*1:明日放送予定の「爆笑問題のニッポンの教養」でご出演の長谷部恭男による『権力への懐疑』(日本評論社、1991年)第4章(初出1987年)も出そうと思ったけれど、記憶違いをしていたぉ。(´・ω・`)

*2:高橋秀実『からくり民主主義』(草思社、2002年)第6章を思い出した。