3月20日分の記事から

 繰り返して言うようですが、ミクシィでニュース記事を「紹介」するようになってから、こちらで「紹介」する意義が失われつつあります。向こうで紹介した記事が、別の方のブログで紹介がされ、しかも「専門的観点」からコメントを付されていますから。例えば、今日の大阪地裁の無罪判決*1とか、退官された裁判官の件とか・・・。

 といいつつ、別のものを「紹介」(滝汗)。




1.公務員の労働基本権

 基本権付与で調整難航も 政府に根強い慎重論

 行政改革推進法案の「今後5年間で国家公務員の5%以上純減」をめぐり、政府と連合が20日、「検討する場」の設置で合意した労働基本権の付与には、政府内で慎重論が根強く、今後の調整は難航も予想される。5月の大型連休明けの政労協議で「検討する場」の在り方や設置時期について結論を出す予定だが、水面下で激しい綱引きが展開しそうだ。
 連合の古賀伸明事務局長は政府との協議後、記者団に「検討する場」について「政府が(スト権を含む)労働基本権を付与する方針を明確にするべきだ」と指摘。その上で「今回の合意事項は課題が残っている」と政府側をけん制した。
共同通信) - 3月20日19時38分更新




2.教科書の特殊指定廃止

 教科書の特殊指定廃止、過剰宣伝など文科次官が懸念

 結城章夫・文部科学次官は20日の記者会見で、公正取引委員会独占禁止法に基づいて、教科書販売の不公正取引を規制した特殊指定の廃止手続きに入ったことについて、「教科書発行者による宣伝行為が過当にならないか、教育委員会の方で混乱を招かないか懸念している。(公取委は)この問題を慎重に取り扱うべきだ」と述べ、懸念を示した。

 公取委は教科書の特殊指定の廃止方針について、「制定後50年が経過し、教科書採択の方法、手続きが整備され、採択がゆがめられる恐れは著しく減少し、特別に規制を行う必要がなくなっている」などと説明。3月16日から4月17日まで、廃止に関して国民から意見を募集している。
(読売新聞) - 3月20日20時6分更新




3.新・岩国市誕生

 <新・岩国市誕生>住民投票条例そのものが消滅

 在日米軍再編で空母艦載機部隊の移転先とされた米海兵隊岩国基地がある山口県岩国市は20日、周辺7町村と合併して新・岩国市になった。12日にあった住民投票で移転反対が約9割を占めたが、新市誕生で住民投票条例そのものが消滅。発議した井原勝介・旧岩国市長は19日に失職し、4月23日の合併市長選まで市長不在となる。このため日米両政府が3月末に再編の最終報告をまとめても、新しい市として判断を下すのは当面困難な状態となった。
毎日新聞) - 3月20日12時33分更新

 1ヶ月以上、市長さんが不在になるんですね。

*1:日航機ニアミスの無罪判決も難しいですね・・・。2002年7月12日の航空・鉄道事故調査委員会のPDFファイルの160頁以降は斜め読みしましたが・・・。