判例セレクト2005

 一応、学部生向けの法学雑誌である法学教室の3月号に別冊付録としてつけられている判例セレクト。憲法民法・刑法の3科目の重要判例の事案・判旨・解説が簡潔に書かれているわけです。

 6月に重要判例解説が出ますが、公務員試験対策には間に合わない・・・。

 憲法の目次だけ引用します・・・(^^;。ただ、例えば、他の科目で出ているものが、行政法で出るかもしれません・・・。



判例の動き――憲 法《野坂泰司》
〔1〕 住基ネットによるプライバシー侵害(金沢地判平成17・5・30)=新井 誠
〔2〕 父母が内縁関係にある非嫡出子の届出による国籍取得の差別――国籍法違憲訴訟(東京地判平成17・4・13)=近藤 敦
〔3〕 外国人の公務就任権――東京都管理職選考受験訴訟(最大判平成17・1・26)=石川健治
〔4〕 在外邦人選挙権訴訟(最大判平成17・9・14)=只野雅人
〔5〕 戦争犠牲・戦争損害と日本国憲法――アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求事件(最判平成16・11・29)=齊藤正彰
〔6〕 首相による蘘國神社参拝の合憲性(大阪高判平成17・9・30)=山口 智
〔7〕 公立図書館職員による蔵書廃棄と表現の自由最判平成17・7・14)=山崎友也
〔8〕 防衛庁官舎への立入りと政治的表現の自由(東京地八王子支判平成16・12・16)=大島佳代子
〔9〕 農業災害補償法の当然加入制と職業の自由(最判平成17・4・26)=村山健太郎
〔10〕 犯罪被害者保護手続と刑事裁判の公平性 ――ビデオリンク方式および遮へい措置の合憲性(最判平成17・4・14)=西村枝美

 発売されてから若干日が経っているのにも関わらず、なぜ書いたかって?

 法学教室3月号の新聞広告で、“石川建治”と間違って記載されていたということを聞いたからということもあるし、今日の日記を埋めようと思いまして・・・(^^;。