まにふぇすと
「だましたのね」「嘘なんかついていないよ」とか新聞を賑わしているようですが。
そもそも、「公約」って何?
数年前に、そういうことが、論争になっていたような気がしますが、該当する記事がネットでは見つからず、国内にいないとなかなか紙媒体にもあたれず…(´・(ェ)・`)
まあ、簡単に言えば、「公約≠マニフェスト」という立場と「公約=マニフェスト」という立場があるのか。
前者は、「マニフェストは従来の公約とは違う!!」と後者を批判したけれど、「公約」の明確性・具体性・拘束性を高めれば、定義的には両者の立場変わりないとも言えるのかな…。
後者の立場は、「これは公約であって、マニュフェストではない」とは言えないから、「公約であること」を否定しないといけない。そういう意味では、自らの首を絞めることになったりして…。
ちなみに、日本のマニュフェストと、発祥とされるイギリスのマニュフェストは違うとか…。
そんなことはさておき(待、冒頭の数年前の論争。原典を見てみましょう*1。
マニフェストと言いますと、まだ国民の多くにとってなじみが薄い言葉だと思います。公約ですね、名前は変わっても公約なんですよ。公約をそれぞれの政党が掲げて戦うのは私は当然だと思っております。
マニフェストという言葉は、日本語で訳せば、辞書によると、宣言とか声明というふうになっております。いわゆる公約ですね。私は、できるだけ英語の片仮名を使わないで、日本国民に対してはわかりやすい日本語を使おうと努めております。公約はしっかり国民に訴えなきゃいけないと思っております…
マニフェストと言おうが公約と言おうが、内容は同じだと私は思っております。政権公約を政党同士が国民に向かって訴えかける、これは当然のことであります。
これらいずれかの翌日の朝刊に、記事が出ていたのでしょう。後日探しまつ…。
上に挙げた3つの答弁は、当然、誰かが質問しているわけですが、前後についての引用は省略(^^;。
*1:いやー、記事だけ読んでいると、マスゴミが不正確に要約しているかもしれないからね♪