専門家のブログへの苦言(?)

 専門家には専門家なりのコミュニケーションのレベルがあるのでしょう。例えば、この文献とあの文献*1は当然読んでいるものを前提として、楽しく、エントリーとコメント欄でコミュニケーションをとられているのだと思います。




 私なんて、ただの、ダメダメ研究家にすぎませんから、「そんな文献読んだことありません><」なんてことも多々あったりorz。

 ただ、私は、そういう専門家ブロガーのネット上の議論を見ながら、不勉強ではあるものの、ちょっと教科書くらいは読んで、一般の方にも、噛み砕いて説明できれば良いなあと思ったりしています。外国の制度はよく知りません*2

 なぜそういうことをしたいかといえば、法律をかじったことのある人が、日本にどれくらいいらっしゃるでしょうか?、ということです。確かに、ある資格試験では、当然のように法律のみならず、政省令なども、「暗記」する。しかし、もし自分が訴訟をしないといけなくなったらとか、重大な刑事事件の裁判員制度、もしかしたら、行政訴訟裁判員制度・・・(´・(ェ)・`)。

 本来であれば、例えば、教科書や問題集に、「・・・である(○法×条)。」「・・・とするのが判例最判昭和・・・)である。」って書いてあったら、自分でその法律の条文や判例の原文に当る必要があるのですが、それを、ネット上でするのであれば、たまに私がするように、最初に条文や判例を引用して、それからをそれをまとめるという作業をする。それを読者の方には見えるようにエントリーしたいと思うわけです。ごくたまですが・・・(^^;。

*1:といって、たぶん数十本の論文を読むということなのだろう。

*2:だから、教えていただきたいくらいです。