今年度の一部の公務員採用試験について

 今日は、“国家公務員採用I種試験”でした。例の掲示板を見れば、どんな状況だったかわかるのかな?

 そういえば、来月末は裁判所事務官の採用試験。かつてだったら、最高裁のHPには、司法試験や東京都23区*1のように、過去の試験問題が公開されていたわけです。(解説が不要であれば)市販の問題集を買わなくてもすんだわけです・・・(^^;。

 しかし、最高裁の新しいHPができてから、まだ公開されていないということが、ボツネタのコメント欄で書き込まれていましたっけ。いろいろなところで指摘されてはいますが、まだまだ、以前のような「便利な状態」にまで到達していないということですね。

 それに関連する本日付けの記事を1つ、関連しない記事を1つ。




1.教員採用試験科目の急な変更
 “「説明責任」果たさず 教員採用試験伝統実技見送り”琉球新報、4月30日15時58分更新)



2.大学院改革

 “徒弟制”一掃、文科省が大学院を抜本改革へ

 大学院教育の充実に向け、文部科学省は今年度から、大学院生や若手研究者が教授の労働力とみなされる“徒弟制度”の一掃を目指すなど、抜本的な改革に乗り出すことを決めた。

 近年、大学院に進む学生が増える一方、海外や財界からは「教育水準が低い」との批判が出ており、日本の国際競争力を高めるためにも、大学院教育の質向上が不可欠と判断した。文科省は今後5年間かけて、大学院による教育課程や教員組織の見直しを支援するなど、教育基盤の整備を進める。

 文科省は3月末、専攻分野ごとに講座を設け、教授を頂点に助教授、助手らを配置して教育研究を進める「講座制」の規定を大学設置基準から削除。この枠が外れることにより、今年度から各大学・大学院が自らの裁量で柔軟な教育研究体制作りを進めることが可能になる。
(読売新聞) - 4月30日4時27分更新

 そうかぁ、大学院の教育水準は低いんと見られているんだぁ〜。中の方お疲れ様です。m(_ _)m


*1:ただし、特別区は前年度のみ。